日本サッカー協会が18日、都内で会見を開き、ワールドカップ・ロシア大会壮行試合ガーナ戦(30日・日産ス)の日本代表メンバー27人を発表した。

 西野朗監督(63)は会見の冒頭で「コンディションによるものですが、33名の中から27名発表させていただきました」と、14日に国際サッカー連盟(FIFA)へ提出したラージメンバー35人から、コンディション面で2選手を選考から外さざるを得なかったと明らかにした。その2選手について、MF今野泰幸(35=ガンバ大阪)とFW小林悠(30=川崎フロンターレ)と明らかにした。

 西野監督は質疑応答で、選考から外さざるを得なかった2選手について聞かれると、今野と小林悠の名を挙げた。まず「1人はガンバ大阪の今野。重大ではないが、オペを受けなければいけない。この期間の復帰は望めないということで、リスト外」と説明。その上で「私としては彼にも経験値、技術があり欠かせないという評価はしていましたので、何としても思いましたけども…リストを渡した翌日にそういう結果が出た」と、断腸の思いで選考から外したことを吐露した。

 次に「もう1人は小林悠。今朝、2週間程度のけがを負ったと報告を受けた。ここ(リスト)に今日、入っていました」と、会見の日の朝、故障の連絡が来て、選考から外さざるを得なかったと明らかにした。【村上幸将】