日本代表MF中島翔哉(24)が19日、横浜市内で練習に参加した。カタール1部アルドハイル移籍後、初めて代表合宿で取材対応。欧州から中東への道を選んだ理由について「楽しそうだから」と説明し「成長するために。(ポルトガル人のファリア)監督も、環境も素晴らしい。W杯は必ず成功すると思います」とカタールを持ち上げた。

2月1日に行われたアジア杯UAE大会の決勝で、日本はカタールに1-3で敗れた。自身は大会前の負傷でチームから離脱し、テレビ観戦。「カタール代表の試合も見ていたので、難しい展開になるだろうなとは思っていた」と苦戦を予想しつつ「いろんな経験を積めたと思うので、成長の糧にしていければ」と、再び参加するチームの方向性を思い描いた。

森保ジャパンでは昨年9月から10番を背負い、アジア杯も負傷前は同番号だった。今回、トルコ1部ベシクタシュのMF香川真司(30)と初めて同時に代表入りしたことで、話題になっている10番のゆくえについては「毎回、言ってますけど、そこまでこだわっていない。番号はただの番号。それより、試合でいいプレーをすることが大事」と背番号に対する考えを口にした。