なでしこジャパンが11日、欧州遠征から帰国し、高倉麻子監督が6月のW杯本大会メンバーの選考基準について明かした。

フランス、ドイツとそれぞれ敵地で対戦した今回の遠征がメンバー発表前、最後の代表活動だった。

選手を入れ替えながらギリギリまで見極めを行った指揮官は「状態のいい選手も多く、新しい力も非常に差がない。2カ月後に一番コンディションのいい選手が基本的にはスタートでいく」。今後は、なでしこリーグの視察などでメンバーを固めていく。サプライズについて聞くと「驚かしてほしい感じがありますか? ちょっと考えますけど」と笑みを浮かべたが、すぐに表情を変え「おおよそは今まで呼んだ中の選手たちで信じて戦っていきたい。大きなサプライズはないと思います」と話した。