日本代表の森保一監督が16日、敵地でのタジキスタン戦を終え、日本への帰国前に取材に応じた。

勝利こそしたが、FIFAランキングで大きく下回る相手に敵地で苦戦。「相手があれだけ死にものぐるいできて、そう簡単にこじ開けるのは難しいと思いました」と率直に明かしながらも、飛ばし気味の相手が後半に落ちてくると冷静に分析。ハーフタイムには選手たちにもその意思を伝え、後半はその通りに3得点を挙げた。約7カ月ぶりに代表復帰したFW鎌田ら10日のモンゴル戦から4選手も入れ替え「ベースはありますけど、幅を広げて、よりトライしていく。今の勝利と今後の発展は常に考えている」。予選突破、そしてW杯へ。結果と成長の両輪を維持して戦っていく覚悟だ。