森保監督、3月W杯予選期間に異例の五輪代表指揮も

サッカー五輪代表監督も兼任する日本代表森保一監督(51)が招集に拘束力のある3月の国際Aマッチデー期間の五輪代表戦を指揮する計画があることが13日、分かった。

森保監督はここまでA代表最優先の方針で両代表の強化を進め、活動期間が重なった場合は理念を共有する横内コーチに五輪世代の代行監督を委任してきた。五輪世代での国内初指揮となった昨年11月の同コロンビア戦は直後のA代表戦が国内での親善試合だったこともあり、W杯予選から帰国後に合流できた。

3月はA代表の2試合がW杯アジア2次予選で、26日ミャンマー戦(豊田)後の31日に敵地モンゴル戦。その間に五輪世代の国際親善試合同南アフリカ戦(27日、京都)と同コートジボワール戦(30日、博多)が控える。通例ならミャンマー戦後にチームとモンゴルへ移動するが、半年後の東京五輪を見据え、日本協会は五輪世代の試合を指揮する選択肢の検討に入った。

タイで開催中のU-23アジア選手権は2戦2敗で1次リーグ敗退が決定。わずか3試合で帰国することになっただけに、東京五輪出場が決定済みの相手との3月の2試合は、本番を見据えての大事な親善試合になる。しかもA代表にも名を連ねるMF久保(マジョルカ)やMF堂安(PSV)を招集する方向で調整しており、オーバーエージ組も五輪代表に招集できるか交渉中。FW大迫(ブレーメン)MF柴崎(デポルティボ)MF遠藤(シュツットガルト)DF昌子(トゥールーズ)DF植田(セルクル・ブリュージュ)らが候補に挙がる。指揮が実現できればメリットは大きい。

日程面をはじめとした調整事項があるため、全4試合を指揮するならクリアすべき難題は残る。森保監督の帰国後に意向を聞きながら、モンゴル戦以外の3試合を指揮するなど、あらゆる可能性を模索していく。