今季、柏の指揮を執るミルトン・メンデス監督(50)が13日、本拠地スタジアムで就任会見に臨んだ。

 欧州指導者ライセンスで最高レベルの「UEFAプロ」を取得している同監督らしく、会見では1時間5分もノンストップで、自身のサッカー論などについて熱く語った。

 「選手たちのオヤジ」を自認するメンデス監督だが、サッカーにおいては「戦術マニア」と呼ばれるほどの理論家。会見では報道陣に対し、4-2-3-1が軸となっていくというシステムに加え、ゲームで重要な以下の5つの瞬間について説明した。

 <1>守備の瞬間(どのようにディフェンスするか。ラインを高くするのか、低くするのか)

 <2>守備から前に出る瞬間(最終ラインから前線へパスを出すのか、ポゼッションを保ちながら数的優位をつくるのか)

 <3>攻撃の瞬間(相手のDFラインにかかった時にどのように攻撃をしかけるのか)

 <4>攻撃から守備に流れが変わる瞬間(相手の陣地でボールを失った時、そこでプレスをかけるのか、いったん引いて守るのか)

 <5>セットプレー全般

 これらの要素の中で、してはいけないプレーや、しても良いプレーの中で、どう創造性を出しながらプレーするのか、選手に求めていきたいと意気込んだメンデス監督。最後は集まった約30人の報道陣1人ひとりと握手をして、会見を終了した。