J3で最下位に沈むアスルクラロ沼津は14日、「ゴン中山」こと、中山雅史監督(57)の退任を発表した。就任3年目の今季はリーグ序盤から下位に低迷。今月13日の前節アウェー松本戦は0-2で完封負けし、クラブワーストを更新する7連敗を喫した。事態を重く見たクラブは中山監督と話し合いの場を設け、双方合意の上で契約を解除。成績不振を理由に事実上の解任となった。
中山監督はクラブを通じて「常にスタジアムやさまざまな形で熱いご声援、情熱で私たちを鼓舞し続けてくれたアスルクラロ沼津のファン・サポーターの皆さんやパートナー企業の皆さまの期待に応えることができず、笑顔でスタジアムを後にさせてあげられなかったこと、晴れやかな気持ちにさせられなかったことが、悔しくて情けなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです」などとコメントした。
23年に沼津の監督に就任。選手として6シーズン在籍したクラブの指揮を任されると、「攻守一体」をテーマに掲げ、アグレッシブなスタイルを構築した。就任2年目の24年はリーグ中盤まで優勝争いに食い込んだが、終盤に失速。今季は夏の補強で即戦力の5選手を獲得するも、チームを立て直せなかった。
後任は鈴木秀人ヘッドコーチ(50)が監督に昇格し、新たに鹿島ユースなどで指導歴がある山口遼氏(29)をコーチに招聘(しょうへい)する。J3残留をかけた今季は残り11試合。20日のホーム奈良戦から新体制で再起を図る。【神谷亮磨】



