マジョルカは3日、スペイン人MFダニ・ロドリゲス(37)に対して雇用と給与支払いの一時停止および主将職剥奪の処分を下したことを発表した。
ダニ・ロドリゲスは8月30日にアウェーで行われたスペインリーグ第3節レアル・マドリード戦で90分間ベンチを温めた。試合後、自身のインスタグラムで監督批判と取れる次のようなメッセージで添えながら、家族がスタンドで観戦している様子を収めた写真や動画を複数投稿し、出番がなかったことへの不満を露わにした。
「誰からも何も期待してはいけない。ましてや、実力主義や文化、仕事への敬意が著しく欠如している今日ではなおさらだ」
さにダニ・ロドリゲスは1日に新たな声明を発表し、バルセロナから加入したばかりのスペイン人FWジャン・ビルジリがすぐに起用されたことを批判した。
「誰が出場するかの決定は監督のみに委ねられていることを深く理解し、尊重している。それは監督の責任であり、私は常にそれに従っている。受け入れられないのは、責務と献身に対する敬意の欠如だ。練習にわずか1回しか参加していない新加入選手が、何年にも渡って汗を流し、献身的にこのユニフォームを守り、常にクラブを最優先してきたチームメイトたちよりも先にプレーする機会を得ているのは痛ましいことだ」
「ジャンがここで成功し、我々全員が彼をサポートできることを願っている。しかし、このようなことはロッカールームに、努力、献身性、忠誠心など関係ないという恐ろしいメッセージを送ることになる。私はそのことに憤りを感じたんだ…」
クラブの処分を受け、ダニ・ロドリゲスは3日の練習に参加しなかった。スペイン紙アスによると、AFE(スペインサッカー選手協会)は停職期間を10日までしか認めていないとのことだ。
ダニ・ロドリゲスは18年夏にマジョルカへ加入し、今季8年目を迎えている。久保建英が19-20年シーズンと21-22年シーズンに所属した際、一緒にプレーしていた。(高橋智行通信員)

