青山学院大が6年ぶり3度目の優勝を逃した。今季の大学3大駅伝初戦となった10月の出雲駅伝では3位。中3週間で迎えた伊勢路でリベンジを狙ったが、果たせなかった。
原晋監督は「出雲は勝てると思える瞬間がなかったが、今回は2カ所あった。鶴川と黒田のところ。ノーチャンスではなかった」とレースを振り返った。
1区の野村昭夢(4年)が先頭と3秒差の4位で入ると、2区では出雲1区区間賞の鶴川正也(4年)が区間賞の激走。3区ではルーキー折田壮太が後続との差を34秒も広げ、4区の黒田朝日(3年)も区間新記録の力走で独走した。
しかし、5区の田中悠登(4年)、6区の白石光星(4年)で国学院大に詰め寄られる。7区でエース太田蒼生(4年)が粘りの走りで4秒差を死守したが、最終8区で塩出翔太(3年)が力尽きた。
アンカーがタスキを受けた時点では3位駒大と2分37秒差があったが、終盤に抜かれ3位に転落。「あれはびっくりですね。すごいですね。まさか塩出が3番へ落ちるとは思わなかった」と驚きを隠せなかった。
来年1月の箱根駅伝では2年連続8度目の優勝がかかる。「十分チャンスはある。1強ではない。駒澤、国学院、青山が終盤までもつれる。8、9、10区までしのぎをけずる箱根駅伝になると思う」とレース展開を予想。「今回の悔しさを肯定的にとらえてチャレンジしていきたい」と2カ月後を見据えた。

