1日から新体制となった東海大陸上部の各スタッフが8日、神奈川・同大湘南キャンパスで取材に応じた。

昨年の関東インカレ男子総合優勝に貢献した短距離ブロックには、男子400メートルの現役選手で五輪3大会連続代表の佐藤拳太郎(31=富士通)がコーチに就任した。

佐藤は埼玉・狭山ケ丘中までは野球部。豊岡高から陸上を始め、城西大で400メートルに専念し、富士通に加入した。

国際大会経験豊富なロングスプリンターは、元日本記録保持者の高野進・陸上部部長兼短距離ブロック監督の後任も兼ねた特任助手として富士通にも所属しながら、学生指導と自己鍛錬に励む。

コーチと選手の二刀流に「偉大なる東海大にコーチになれることは身の余ること。これから研究活動を通したコーチングをしていきたい」と抱負を口にした。

中長距離ブロックは2019年箱根駅伝を初優勝に導き、3月末に退任した両角速監督(59)が陸上部全体の総監督に就任。後任には西出仁明ヘッドコーチ(51)が昇格した。

2年ぶりに挑んだ前回箱根路は総合12位。新体制となった約1カ月後の5月4日には1万メートルで争われる全日本大学駅伝関東地区選考会(レモンガススタジアム平塚)も控えている。

西出新監督は「スピートの東海を復活させたい。ここまで培ってきた知見を生かして学生や高校生たちにスピードをアピールしたい」。両角総監督は「学生に結果を出させてあげたいと考えた。つきまとう不安もあるが挑戦するしかない。西出新監督を支えたい」と話した。