今夏はサッカーだけではなく、陸上も熱い!! 女子800メートル日本記録(1分59秒52)保持者の久保凜(18=積水化学)が、史上6人目の3連覇に向けてスタートを切った。予選最終3組で2分3秒09の全体2位で決勝進出。前半からハイペースで入って独走し、組トップだった。ワールドカップW杯北中米大会日本代表の久保建英をいとこに持つミドルランナーは今大会も走りで会場を盛り上げる。

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前半400メートルのラップタイムが58秒と表示されると、スタンドがどよめいた。日本陸連が定める代表派遣設定記録(2分1秒67)を上回るハイペースだ。しかし、終盤で失速。派遣設定まで1秒42だった。

「1周目は余裕だったけど、ラスト100メートルで思うように脚が動かせなかった。そこをしっかり明日修正していけたら」と13日の決勝へねじを巻き直した。

今大会は04~06年の杉森美保以来となる3連覇と、優勝を目指す9月のアジア大会代表入りが懸かる。

日本時間12日に開幕したサッカーW杯ではいとこの建英も同15日にオランダとの初戦を迎える。久保も小1からサッカーを始めた経験があるが「すごくW杯のムードだけど、日本選手権もすごく盛り上がっているので、見ていただきたい」と呼びかける。日の丸を背負う建英とは連絡は取っていないというが、「4年に1回の特別な大会で毎回楽しみにしている」とも語る。

自身の前の予選2組目では塩見綾乃が2分1秒82をマーク。ファイナルは高速レースが予想される。「自分も頑張らないといけない。応援しつつ頑張りたい」。偉大ないとこを快走で後押しする。【泉光太郎】