どーもです。今日紹介するのは、ミズノの10月15日発売予定モデル「ミズノプロ221」アイアンです。ミズノらしい顔つきのザ・マッスルバックですが、問題は果たしてボクレベルで打てるのかってこと。マッスルバックというアイアン自体、アマチュアにとっては競技志向の強いゴルファー向けにも感じますが、こういうアイアンで育ったボクら世代には“憧れ”もあります。何はともあれ、いってみましょう!


まずは見た目から。


バックフェースですが、流麗なフォルムはもはや機能美の領域ですね!!

フェースはコンパクト!! シビアさも感じますが、このコンパクトさにもある意味“憧れ”を感じてしまうのは、ボクだけでしょうか?

ソール幅は顔に対して適当。ダウンブローに打ち込んでの抜けが良さそうです。

ネックはストレート。そして、中央部よりもトップブレード後部に厚みがある逆テーパーブレードになっていました。これはスピン量確保を意識してでしょうね。

構えてみるとこんな感じ。顔小さめ、トップブレード薄めで、見た目からはシビアさしか感じません。「こんなシビアそうなモデルを打てるようになりたい」という願望はあますが・・・w

今回試打したのは、トゥルーテンパー製スチールシャフト「ダイナミックゴールドHT」S200フレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角34度、ライ角61.5度、長さ36.75インチ、総重量445g、バランスD2。シャフトスペックは、重量129g、トルク未発表、手元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用。


持ってみた感覚ですが、重量的にはしっかりヘビー級! それなりのパワーが求められそうな雰囲気でした。グリップもいい感じの太さです。ワッグルしてみると、ヘッドはそれほど動きませんが、感覚的にはNSPRO MODUS3 TOUR120(以下モーダス120)よりもしなやかな印象でした。素振りしてみてもその印象が変わらず、モーダス120同様シャープに振れる印象ですが、より全体系にしなやかな印象でした。


実際に打ってみると、まあ、シビアであることは間違いありません。スイングのミスは出球のミスに直結します。ボールの位置やスイングの違いにリニアに反応するシビアさがありますが、まあ、マッスルバックというクラブ自体がそういうクラブですからね! その辺は想像の範ちゅうでした。その上での印象は「んっ!? 結構打てそうじゃん!!」という感じでした。自分がダウンブローに打てているとは思っていませんが、意外としっかり球も上がりました。練習場のマットは多少手前から入っても滑ってくれますが、これを判断できるのがスピン量です。明らかに芯を食ったときに対して、多少手前から滑ったときは確実にスピン量が減ります。3球平均でみると2球目は確実に芯を食った弾道で、スピン量は約5500rpm。疑わしいのは1球目ですが、ボク的にはそれほどダフッた感覚はなかったかな!! 印象的には、「ボクでも使えそうかな!?」と勘違いさせてくれる感じもありますが、コースで1打1打の確認事項が多くなり、いろんな意味で18H持たないかもしれませんねw 


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。


【3球平均】

HS36.8m/s、初速47.1m/s、打ち出し角19.4度、バックスピン量5259.4rpm、サイドスピン-754.0rpm、飛距離161.1y

【ベスト】

HS36.8m/s、初速47.0m/s、打ち出し角19.2度、バックスピン量5071.6rpm、サイドスピン-729.5rpm、飛距離161.3rpm


打感は超マイルド。ミズノらしいボールのつぶれ感と分厚いインパクトが心地よかったです。音は小気味の良いシャッター音でした。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックの弾道データはこちら。


弾道的には文句なしの高弾道ですが、球を上げるにはある程度ダウンブローで打てる技術は必要でしょうね。スピン量も意外と安定していました。ノープレッシャーのレンジでナイスショットが打てないクラブをコースで打てるはずがないと思っていますが、これだけ手応えのあるショットが打てるとちょっと勘違いしてしまいそうですw


出球傾向はスイング通りですね。ボクの場合、やや強めのドロー系。つかまえようと思えばフック、逃がそうと思えばスライスも打てるけど、ストレート弾道だけはボクのスイングでは出ませ~ん!!


シャフトフィーリングですが、ぶっちゃけダイナミックゴールドの印象でした。「ダイナミックゴールドHT」ですが、正直「何が違うんだろう?」って。おそらく先端部の剛性が気持ち低くなっていて、球が上がりやすくなっているのではと推測していますが、少なくとも今回の試打ではまったくそんな気配は感じませんでした。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低42~43m/sは欲しい感じですね。“憧れ”からの勘違いはありますが、冷静に向き合えって判断すれば、このアイアンを18H使いこなすパワー&技術は、ボクにはありません。レンジ試打でのナイスショットが限界です。とにかくシビアで、スイングのミスはそのまま出球のミスにつながります。そういう意味でこのアイアンは「何も足さない。何も引かない」モデルだと思います。「出球のミス=スイングのミス」をしっかり感じさせてくれるモデルの印象で、片手ハンデ以上の上級者や球筋を操れるもしくは操りたいという向上心溢れるアスリートゴルファー向けでしょう。“憧れ”だけで手を出すと、確実にケガをしそうかな・・・w

<ミズノ「ミズノプロ221」アイアン>

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:10▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:7

■ヘッド:マイルドスチール(S25CM)、1025E

■シャフト(重量/トルク/調子):「ダイナミックゴールドHT」(S200=129g/未発表/手元調子)

■価格:6本(#5~PW)セット13万2000円、単品(#4)1本2万2000円(税込み)

■発売予定日:2021年10月15日