どーもです。ミズノのニューモデル「ST-X220」シリーズを試打できました。ちょうど試打した週末開催の女子ツアー「ブリヂストンレディスオープン」でミズノブランドアンバサダーである西郷真央プロがツアー今季5勝目を挙げました。その西郷プロが使用するのが、「ST-X220」ドライバーですね。西郷プロの今季5勝を支えるドライバーということになりますが、果たしてボクが打ってもその実力を感じられるのでしょうか? まずはドライバーから紹介しますので、早速、いってみましょう。
ちなみにこの「STX-220」シリーズはFWとUTをラインアップ。FWは3Wがチタンフェースで、5&7Wはマレージングフェースとなっていたので両方紹介予定です。なお、「ST-Z220」ドライバーは都合上、別日の試打になってしまいましたが、最後に紹介したと思います。
というわけで、まずは見た目から。
先代は「ST200X」ドライバーだと思いますが、ブラックボディに変わって精悍さが増していますよね。先代はソール後部とネック側にウエート装着で、ドローバイアスを視認できましたが、「ST-X220」はソール後部のややネックよりに装着されているのみ。ヘッド内部に搭載しているかはわかりません。
フェースは、先代同様シャローでも、セミディープでもなく、ちょうどいい感じ。形状的にも先代と一緒かな。ただし、フェース面のデザインはよりシンプルになっていました。
ボディもシャローでも、セミディープでもなく、ちょうどいい感じのミドルバックでした。
後ろ姿です。13gのウエートの存在感がすごいですね!!
構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積もちょうどいい感じ。先代はドローバイアスなのに逃げ顔に見えましたが、「ST-X220」はスクエアですよね!! この顔を見る限り、ドローバイアスは感じませんでした。
今回試打したのは、グラファイトデザイン社製カーボンシャフト「ツアーAD GM D」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59度、長さ45.5インチ、総重量299g、バランスD3。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量55g、トルク5.4、中調子。
試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。
持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップも気持ち細めに感じました。ボクは太めが好きですが、その分を差し引いても気持ち細めでした。シャフトを手でしならせてみると、意外としっかり感がありましたね。かなり力を入れないとしならない感じで、しなりポイントは真ん中辺り。ワッグルしてみても、ヘッドの動きは少なめで、振れ幅も小さかったですね。素振りしてみると、シャフトのハードさのわりには振れそうな雰囲気もありました。
実際に打ってみると、先代はボールが上がりやすいイメージでしたが、「ST-X220」はオートマチックに上がるイメージはなくなって、ボクのイメージとしては、中弾道の弾丸ライナー系を打ちやすいイメージでした。同じタイミングではないのであくまでも数値による比較ですが、「ST200X」が3球平均16.8度で、「ST-X220」は13.7度でした。とはいえ、ちょっとアッパーブローを意識すれば上がりますが、これはボクレベルにはちょっと危険な要素かもしれません。そして何より、曲がりが少なかったですね!! 3球目はちょっとつかまっちゃいましたが、いつも通りのスイングでもほぼストレートから軽いドローでした。イメージとしては「簡単すぎないけど難しくなくて、曲がり幅が少ないモデル」でした。
スカイトラックの弾道データはこんな感じで
その各球データがこちら
【3球平均】
HS42.4m/s、初速61.5m/s、打ち出し角13.7度、バックスピン量2587.6rpm、サイドスピン-341.8rpm、飛距離242.7y
【ベスト】
HS42.8m/s、初速62.1m/s、打ち出し角12.7度、バックスピン量2733.6rpm、サイドスピン-156.4rpm、飛距離244.2y
打感はソリッド系。ゴルフ体験主義のソリッド系はマイルド感と弾き感がちょうど半々な感じです。芯を外すとやや弾き感が勝ちますが、それでも、出球的にはほぼ影響がない感じでした。音は中高音系。
弾道はこんな感じで
そのスカイトラック弾道データはこちら
弾道的には中弾道からやや高めの中弾道。いわゆるオートマチックに上がるイメージではなかったけれど、この辺はシャフトの影響かもしれません。スピン量は弾丸ライナー系のわりには適度に確保されている感じ。「ST200X」はロースピンの高弾道イメージでしたが、「ST-X220」は重い中弾道イメージでした。
出球傾向は、ボクのスイングで、ほぼストレートから軽いドロー系。イメージ的には曲がり幅少なかったですね!! ある意味、操作性はあるけど、決してシビア過ぎない感じで、スイングの多少のブレ幅はクラブがカバーしてくれそうなイメージもありました。
シャフトフィーリングと振り感ですが、結構しっかり感があるイメージ。ボク的にはカルカタ系ですが、今となっては、50g台は軽くないのかな? クセのないしなり感に感じましたが、意外にも手元のしっかり感があったようにも思います。このシャフトとの組み合わせは、ある程度振れるヒッタータイプに合いそうな気がしました。
今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低HS42m/sは欲しい感じかな。重量的には決して重くはないけど、シャフトとの相性でしっかり振っていけるプチヒッタータイプに以上にオススメかな。とにかく曲がり幅が少ないのが印象的でした。ボク的には重い弾道が打てるイメージですね。「ST200X」はオートマチックにボールが上がって、ロースピン系が打ちやすいイメージでしたが、少なくともこの「ST-X220」は厳しすぎない操作性に加え、繰り返しになりますが、曲がり幅が少ないのが印象的でした。これが西郷真央プロの優勝を支える要因かは分かりませんが、ボクにとってはそんな1本でした。
<ミズノ「ST-X220」ドライバー>
■KAZ'sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:8▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=α-βチタン合金(Ti811)、フェース=β系チタン(2041Ti)、ウエート=(SUS304)、クラウン=カーボン
■シャフト(重量/トルク/調子):「22 MFUSION D」(R=37g/7.6/中調子)。「20PLATINUM MFUSION D」(PLATINUM R=34g/8.8/中調子)。「Air Speeder FM D」(R=42g/7.8/先中調子)。「Diamana MM D」(S=62g/4.7/中調子)。「ツアーAD GM D」(S=55g/5.4、SR=53g/5.4、R=51g/5.1/中調子)。
■価格:「22 MFUSION D」「Air Speeder FM D」「Diamana MM D」「ツアーAD GM D」装着モデル各1本7万2600円、「20PLATINUM MFUSION D」装着モデル1本7万5900円。※価格は税込み












