どーもです。ブリヂストンゴルフの新製品「B3 MAX」シリーズを試打できましたが、今日紹介するのは「B3 MAX」FWです。今回の試打も“ゴルフ体験主義最大の不調”を引きずったままの試打でしたが、それを差し引いても、この結果は「ん~」という結果です。弾道の見た目はもちろん、データ的にもスピン量が多すぎ。ボクの打ち方の問題が8~9割だと思っていますが、ドライバーを打った結果、今回の「B3 MAX」シリーズの標準モデルに採用されているシャフトにも、少なからずその原因がありそうかなと疑っています。というわけで、早速いってみましょう。


まずは見た目から。


ソールデザイン的には、ほぼシンメトリー。サスペンソンコアも、しっかり採用されています。

フェースはセミディープ寄りのシャロー。形状的には、トウ・ヒールのエラが張った感じで、ややスクエア感がありました。なお、FWもスリップレスバイトミーリング採用です。

ボディもシャロー。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積は、意外にも小さめかな。実際に構えた時には気にならないけど、写真で見ていると、フェース面とソール後部ウエートのラインが平行ではなく、フェースに対して開いているのが気になったりして!?

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「VANQUISH BS40 for MAX」Sフレックス装着モデルの3W。スペックは、ロフト角15度、ライ角59度、長さ43.25インチ、総重量304g、バランスD2。ヘッド体積185cm3 。シャフトスペックは、重量49g、トルク6.7、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用で2ピースボール使用。


持ってみた感覚ですが、重量的には軽め。グリップの太さも細め。シャフトを手でしならせてみると、やはりSフレックスにしてはかなり軟らかめでした。しなりポイントは、真ん中よりも気持ち先辺り。ワッグルしてみると、やはりグリップの先辺りで軟らかさを感じるけど、なぜかヘッドは中間よりも先が動いている感じで、その振れ幅もやや大きめ。素振りしてみると、ヘッドが上を向きたがっているような感じもしました。


実際に打ってみると、弾道の見た目的にも明らかにスピン量が多め。スカイトラックでデータを確認すると、な、なんと4500rpmオーバー!! 「えっ!? マジ?」でした。この大きな原因がボクの打ち方であることが疑いはありませんが、その上で、もう1つ疑っているのがシャフトです。今回標準モデルに採用しているのは「VANQUISH BS40 for MAX」という専用開発モデルです。オリジナルとなる「VANQUISH」自体、個人的にはスピンが入りやすいシャフトだと感じていましたが、この専用開発シャフトは、ヘッドとのマッチングもあるかもしれませんが、今のボクだと吹け上がりで完全に飛距離ロスしていました。中には、キッチリ芯を食った手応えにも関わらず、吹け上がっているような弾道もあって、「もしかしてボールも…」と思わせるようなシーンもありました。


スカイトラックの弾道はこんな感じで

その各球データはこちら

【3球平均】

HS40.5m/s、初速56.4m/s、打ち出し角19.0度、バックスピン量4647.5rpm、サイドスピン-255.1rpm、飛距離202.0y

【ベスト】

HS41.4m/s、初速57.5m/s、打ち出し角19.3度、バックスピン量4562.0rpm、サイドスピン-195.6rpm、飛距離206.1y


打感はマイルド系。このFWも結構ボールのつぶれ感を感じますが、両ドライバーと比べると、気持ち弾き感もあったような感じかな。音は中高音系だけど、やや高音が強調された感じ。


弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら

弾道的には高弾道。ボールの上がりやすさは間違いなくあると思いますが、今回ボクが打った限りでは、吹け上がりと言わざるを得ない結果でした。さすがにロフト角15度で4500rpmオーバーは、今までに記憶がありません。なお、2020年以降で確認してみましたが、4000rpm超は1本たりともなく、最大でも3800rpm辺りでした。ボクの調子も間違いなくあると思いますが、これはやっぱりシャフトにも…


出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。3球平均のデータ取得時は「めっちゃつかまりそうなわりには、思ったほど曲がらなくていいじゃん!」なんて思っていましたが、動画撮影でいろいろ意識したのか、結構つかまっていますよねw


シャフトフィーリングと振り感ですが、ここまでずっと書いていますが、自分の調子を棚に上げて言うなら、このスピン量増加の原因はシャフトにあると疑っています。挙動に違和感があるわけではないけど、軟らかめであること、そしてヘッドが上を向きたがるような動きがスピン量増加につながっているような気がしています。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40m/s辺りにオススメ。繰り返しになりますが、自分の調子を棚に上げて言うなら、払い打ち系のスインガータイプ向け。これはもう、ヒッタータイプはNGだと思います。ボクのように切り返しで力みがちなタイプはスピン量が増えて吹け上がり、飛距離をロスすると思います。ヒッタータイプはリシャフトが必要だと思います。

<ブリヂストンゴルフ「B3 MAX」FW>

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:7▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9.5

■ヘッド:ボディ=Ti811チタン合金、ウエート=タングステン、クラウン=CFRP

■ロフトバリエーション:3W=15度、5W=18度、7W=21度

■シャフト(重量/トルク/調子):「VANQUISH BS40 for MAX」(S=49g/6.7、SR=45g/7.7、R=41g/7.9/中調子)。

■価格:1本6万500円 ※価格は税込み