上原彩子は最後までグリーンで悩み抜いた。

 通算9オーバーの44位で終え「エッジからも含めたら、ボギーは全て3パット。ショットは良かったのに、結局4日間パットの距離感を合わせられなかった。あれだけひどいと好スコアは出ない」と大きくため息をついた。

 18番で下りの約2メートルを沈めるなど、いいパットもあった。「問題はロングパットのタッチだけ。毎週変わる状況にどれだけ早く合わせるかが問われる」と課題は明確だ。