若林舞衣子(26=ヨネックス)が12年大会以来3年ぶりの復活優勝へ、首位と2打差の2位で最終日を迎える。

 フェアウエー、グリーンが硬くなり、コンディションが厳しくなる中、17番までノーボギーを続けたが、最終18番で惜しくもボギー。「第3打は残り73ヤードを58度のウエッジで打ちました。得意の距離で自信もあった。ヘッドもいい入り方をしてくれたんですが、奥にこぼれた。あれはコースにやられた感じです」。

 昨年シードを手放して、再出発のシーズン序盤に絶好のチャンスが訪れた。「追いかける立場はいいですね。でも(首位の)菊地さんはすごくいい状態。自分が追いついていかないといけないと思って、最終日を回ります」。笑顔で抱負を口にした。