5度目の出場で自己最高位となる13位スタートを切った松山英樹(24=LEXUS)はホールアウト後、後半、不安定になったショットを立て直すべく、バンカーからフルショットを繰り返す、珍しい調整を行った。

 広大なドライビングレンジに隣接するアプローチ練習場のバンカーから、アイアンでのフルショットを繰り返した。芝の上よりも打ちにくい分、ショットの良しあしは如実にあらわれる。求めるレベルの高さゆえ、ショットに不満を漏らすこと自体は珍しくないが、今回は“本気度”がうかがえる調整だった。

 第1日は4バーディー、3ボギーの71。最終18番で、5メートルのバーディーパットをねじ込んで「悪くはないと思う。(優勝の)可能性をつぶさないで良かったなとは思いますね」と前向きだった。合計パット数は全体4位の26。パーオンしたホールの平均パット数(1・56)はパット巧者スピース(1・58)を上回って全体2位だった。

 ラウンドが進むにつれてショットは不安定になり「ここまで悪くなるとは思わなかった」。大きく崩れることはなかったが、フェアウエーキープ率、パーオン率は60位台。11番以降はピンチの連続だった。第2日に向けて「ショットをうまく修正できれば、風にも対応できる」と話した。