香川・高松出身のツアールーキー森田遥(19=フリー)が6バーディー、2ボギーの4アンダー、68をマークした。

 実家がコースから車で1時間弱という準地元プロは「スコアはよかったけど、ボギーもあったので…」と言いつつ笑顔を浮かべた。

 香川中央高時代は14年プロギアレディース3位、サイバーエージェント2位などでスーパーアマとして活躍した。昨春の卒業後は米国でプロ転向し、米下部ツアーを転戦し、今季から日本に主戦場を移した。注目の新鋭は今季出場11戦でトップ10が2度など賞金ランク27位につける。

 先週の中京テレビ・ブリヂストンで今季初の予選落ち。「オフからトレーニングをしてきたつもりですが、やはり疲れがたまって」。土曜日に予選落ちが決まると、日曜日に高松市内の実家に戻り、2日間は完全オフ。好物のさぬきうどんもしっかり食べた。水曜日は実家を出てホテルに泊まる予定だったが「(徳島の)コースからコンビニに行ったら、もう香川に入ったから実家に戻りました」と笑った。

 「開幕から体力が落ちている。いろいろ試している部分もあって、ショットも悪い時がある。日本での戦いもまだリズムがつかみ切れていません」。それでも、好発進に違いはない。「この大会はボランティアさんも香川出身の人が多い。知り合いが多い大会だし、頑張りたいです」。残り2日の上位争いを見据えていた。