米男子ゴルフの松山英樹(24=LEXUS)が30日、14年に優勝したメモリアル・トーナメント(6月2日開幕、オハイオ州ダブリン・ミュアフィールドビレッジGC)に向けて同コースで練習ラウンドを行った。

 正午すぎに練習場へ入ると、まずは1時間ほどショットの感覚を確かめた。そのまま東北福祉大の先輩でもある岩田寛(35=フリー)とアウト9ホールをラウンド。5月最後の月曜日となったこの日は米国では戦没者を追悼する「メモリアルデー」として祝日だったため、現地に住む大勢の日本人ギャラリーに囲まれながら、コースと自らの状態をチェックした。ラウンド後は再びドライビングレンジへ。最後の1人になるまでみっちりと打ち込んだ。

 米ツアー公式サイト恒例の優勝候補予想「パワーランク」では、前週優勝の世界ランク2位ジョーダン・スピース(22=米国)に次いで2番手につけた。3番手の世界ランク3位ロリー・マキロイ(27=英国)、4番手の世界ランク1位ジェーソン・デー(28=オーストラリア)を上回ったことからも、期待の大きさをうかがわせている。