連覇を狙った世界ランク3位の田仁智(チョン・インジ、22=韓国)は4バーディー、3ボギーの70で回り、通算1アンダーの4位となった。

 43位だった予選ラウンドの出遅れが響いたが「皆さんの期待には応えられなかったですが、日本のファンの皆さんのおかげで最終的にここまでスコアを上げることができました。もったいない気持ちはありますが、いい思い出をもって次につなげたいと思います」と笑顔で話した。

 最終18番は2メートルのバーディーチャンスを外す場面もあった。「終わったことに悔いを残しても仕方がないですし、そういうタイプの人間ではありません。初日、2日目よりショットの内容が良くなったので、満足しています」と、あくまで前向きだった。

 次回の来日は日米ツアー共催のTOTOジャパン・クラシック(11月4日開幕、茨城・太平洋クラブ美野里)となる予定。同大会には世界ランク1位のリディア・コ(19=ニュージーランド)世界ランク2位のアリヤ・ジュタヌガーン(20=タイ)らも参戦が見込まれており、世界トップスリーがそろい踏みすることになりそうだ。