平岡瑠依(大阪・大阪学芸高3年)が最終日に追い上げを見せて3位に食い込んだ。

 「バーディーパットが入ってくれた」というように、前半猛チャージ。2番で奥2メートルを沈め、3番で右8メートルと波に乗った。4番5メートル、5番2メートルの4連続バーディー。後半に入っても11番で取った後、12番パー3では50センチにつけ、この時点で通算9アンダーに伸ばした。

 13番で左に曲げてボギーとして勢いが止まってしまったが、この日67、通算8アンダーで昨年2位に続いてトロフィーを手にした。

 「どうせ優勝なんて無理やから、とりあえずスタートの7位から5位ぐらいを目指そうと。試合のベストが5アンダーだったんで、6アンダーにいたときは狙いましたが残念。でも、毎日順位を上げられてうれしかった」と第1ラウンド10位からトップ3まで上げられたことを喜んだ。

 昨年2位のラ・コスタ・リゾートと違うコースでも力を見せ「グリーンが広くて固かったけど、ショットが良かった。スコアが出るコースだとは思いました。そういうコースでバーディーを取れるようにしていきたい」と今後への意欲も見せていた。