67位から出た松山英樹(27=LEXUS)は、7バーディー、1ボギーの66とスコアを伸ばし、通算7アンダーで22位まで浮上した。

出だしの1、2番で連続バーディーを奪うと火が付いた。3番はボギーだったが、6番で9メートルの長いスネークラインを沈め、7番では1・5メートルにつけ再び連続バーディーを決めるなど、前半だけで5つのバーディーで前を追った。

これだけでは終わらない。後半に入っても10番で5メートルを沈め、12番で7つめのバーディー。第2ラウンドまでとは違い、ショットに安定感を取り戻し、一気に順位を上げた。

「ショットに関してはだいぶ良い感じできていると思うので、それを続けられるようにするのが大事。(パットは)最後の何ホールかは良くなかったが、スコアは良かったのであまり気にすることじゃないのかなと思いながら、明日に向けて時間もあるので、ゆっくり過ごせたらいいなと思う」と話した。

ジョン・ラーム(スペイン)が、通算15アンダーで首位に立った。タイガー・ウッズ(米国)は通算3アンダーで43位。