東京五輪代表女子コーチの服部道子氏(50)が17日、NEC軽井沢72が行われている軽井沢72GC北コースを訪れ、五輪候補に浮上した渋野日向子(20=RSK山陽放送)を激励した。服部氏は、前半の9番を終えた渋野と移動中に会い「おめでとう、疲れていると思うので、休めるときに休んで」と声を掛けたという。

渋野が優勝したAIG全英女子オープンのテレビ解説をしたという服部氏は、渋野の印象を「プレーぶりも含め、国内だけでなく海外でも唯一無二の存在。PGAのトッププレーヤーにもなかなかいない、本当に魅了される選手」とたたえた。五輪候補として期待する点については「今後、自分の立場を分かってきたときに、いい心の状態でいられるかが大事になる」と話した。一躍五輪の日本代表候補となったことで、強化指定選手入りも注目されるが「9月6日の日本ゴルフ協会(JGA)強化委員会で正式に話せると思う。是非(そうしたい)」と前向きに語った。