開幕から2週連続で優勝争いを繰り広げた畑岡奈紗(21)が、最終18番パー4で痛恨のボギーをたたいて通算16アンダーでV逸した。

2位から出て前半に3つスコアを伸ばし、一時は単独首位に浮上。後半の10番パー5でボギーを打ったものの、16番パー5でバーディーを奪って再び単独首位に立った。

マデレーネ・サグストロム(スウェーデン)に同17アンダーで並ばれて迎えた最終ホール。畑岡は長いバーディーパットをピンそば約1メートルに寄せたものの、返しを決められずに痛いボギー。サグストロムはパーで上がり、畑岡は惜しくも優勝を譲って2位となった。

過去2年間の優勝者だけが出場できる前週のダイヤモンドリゾーツ・チャンピオンズ(フロリダ州)でも、2日間にわたるプレーオフの末にV逸して2位。2週連続で悔しい結末になった。

前週終了後の世界ランクは日本勢トップの5位。東京五輪での金メダル獲得へ、今後の糧になる優勝争いになりそうだ。

米ツアー初参戦の河本結は同9アンダーの8位、横峯さくらは同5オーバーの63位だった。