男子ゴルフの米ツアー、ZOZOチャンピオンシップ(22~25日)に出場する金谷拓実(22=東北福祉大)が20日(日本時間21日)、会場の米カリフォルニア州・シャーウッドCCでの練習ラウンド後、オンラインで会見を行った。アマチュア世界ランク1位からプロ転向後2戦目が、世界最高峰の選手が集まる舞台となるが「これまでと同じように優勝を目指してやっていきたいと思う。それに向けて、あと1日しっかりと練習して、いい状態で試合に入ることができるようにしたい」と、力強く語った。

18日まで千葉県内で行われた日本オープンは、プロ転向初戦で7位に入り、実力を証明した。間髪入れずに渡米し、今大会を迎えるが「今週のホテルは湯船があるので、しっかりとつかったり、冷たい水や温かいお湯とかで、しっかりと血流を良くするようなことはやっています」と、アマチュア時代から海外での試合経験が豊富なだけに、コンディション維持に努めている。

東北福祉大の先輩で、目標とする松山英樹とは「昨日(19日)少し会って、あいさつはしました」と、プロ転向後、初対面を果たした。続けて「松山さんと同じ舞台で戦えるし、それ以上に、トップの選手が集まっている中でプレーできることがうれしい。しっかりと自分らしいプレーをして、優勝を目指してやっていきたい」と力説。日本オープン前に「松山選手に、ライバルと思われる選手になる」と、プロでの目標を掲げており、早速、同じ大会に出場する今大会を楽しみにしている様子だった。