ミレニアム世代の西村優菜(20=フリー)が、5バーディー、3ボギーの70で回り、通算9アンダーで首位と1打差の2位につけた。

黄金世代の渋野と同組で回り、強風の中、安定した実力を発揮。スタートの1番パー4でいきなりボギーをたたいたが、3番でこの日最初のバーディー。5番パー3でバーディーを奪い8アンダーとすると、8番パー3では第1打をピン手前2・5メートル、9番パー5では第3打をピン奥1メートルにつける絶妙なショットを見せ連続バーディー。10アンダーとしてトップの原に並んだ。後半は11番でボギー。12番をバーディーとした後、最終18番でもボギーをたたき2位に後退した。

ホールアウト後は「風は難しかった。昨日とは全然違うコースでしたし、今日はスタートから2アンダーが目標かなと思っていて、最後ボギーもあったけど、まあまずまずかな」とこの日のプレーを総括。最終日に向けて「最終戦は自分の中で特別な位置付けだった試合で、優勝争いできているのはすごくうれしくて、明日も優勝したい気持ちもあるけど、国内最終ラウンドなので、そこを楽しめたらという気持ち」と話していた。