渋野日向子(22=サントリー)が“恵みの雨”を追い風に、日本人初のメジャー2勝目に挑む。全米女子オープン最終ラウンドは13日午前9時10分(日本時間14日午前0時10分)、雷雲接近により中断。スタート前の渋野は3時間以上待機したが、悪天候とコース状態の回復が見込めず、14日午前8時25分(日本時間同日午後11時25分)スタートへ順延が決まった。天候を味方に優勝を重ねた実績に加え「気分転換になった」と、前向きにとらえた。

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渋野が勝てば…

◆日本人初のメジャー2冠 渋野以外のメジャー優勝者は男女シニアを合わせて、樋口久子(77年全米女子プロ)井戸木鴻樹(13年全米プロシニア)。

◆日本人2人目のUSGA(全米ゴルフ協会)競技優勝者 過去に服部道子(85年全米女子アマ)。

◆6人目の全米&全英両女子オープン優勝 全英がメジャーになった01年以降。過去に朴セリ(98年全米、01年全英)カリー・ウェブ(00、01年全米、02年全英)アニカ・ソレンスタム(95、96、06年全米、03年全英)朴仁妃(13年全米、15年全英)アリヤ・ジュタヌガーン(18年全米、16年全英)。

◆5人目の全米女子オープン初出場優勝 過去に46年パティー・バーグ、56年キャシー・コーネリアス、05年バーディー・キム、15年田仁智(チョン・インジ)。

◆全米女子オープン今後10年の出場権獲得

◆来季の米ツアーシード獲得 LPGA(全米女子プロゴルフ協会)メンバー(いわゆる米ツアー選手)ならメジャー優勝で5年シード取得だが、渋野はノンメンバーのため、メンバー登録をすれば1年間のシードを得られる。今年のAIG全英女子オープン覇者ソフィア・ポポフも同様だった。