76回もの歴史を誇る全米女子オープンが、最終日の18ホールを終え、畑岡奈紗と笹生優花による日本勢によるプレーオフに突入し、笹生が畑岡に競り勝ちメジャー初優勝を成し遂げた。
日本女子のメジャー制覇は77年全米女子プロの樋口久子、19年AIG全英女子オープンの渋野日向子に次いで3人目。
全米女子オープンは1946年創設の大会。女子ゴルフのメジャーの中で最も歴史が古く、最難関、最高峰とされている。
ゴルフにおける、オープンとは、プロ選手とアマチュア選手が同時に出場し競う大会。
その中でも、その国の名がついたナショナルオープンとは、その国の最高峰トーナメント。日本では日本オープン、日本シニアオープン、日本女子オープンがある。
国の名がついた「○○オープン」は特別で、昨年10月の日本女子オープンでツアー2勝目、国内メジャー初優勝を飾った原英莉花は師匠の尾崎将司から、優勝後に独特の祝福を受けている。
優勝2日後に、「ジャンボ邸」に優勝報告に出向いた時の様子を、原が次のように明かしたことがある。
「グータッチをしてもらっちゃいました。初めて『おめでとう』と言われ、めっちゃうれしかった。(ツアー)初優勝の時は『たまたまだろ』と言われたので」。そして、尾崎からは「オープンは“オーペン”なんだよ。オーペン、チャンピオン!」と、独特の発音を交えた祝福も受けたという。
日本ゴルフ界のレジェンド、ジャンボが「オーペン」と特別視するほどの、価値がある、ナショナルオープン。それが全米となれば、もはやその価値は計り知れないといっていいだろう。

