西村優菜(21=スターツ)が今季初勝利、通算5勝目に王手をかけた。2位から出て4バーディー、ノーボギーの68。通算11アンダーの133で、ルーキー18歳の佐藤心結、森田遥と並び首位に浮上した。5位から出た稲見萌寧が8アンダーで4位。2週連続優勝を目指す山下美夢有が7アンダーで5位につけた。
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淡々と、冷静に、西村が最後に首位に立った。最終18番パー5。佐藤が劇的イーグルで首位に浮上した直後、3メートルのバーディーパットをきっちり決めた。「とにかくすばらしいイーグル。(佐藤の)プレーに感心していたが、自分もチャンスをしっかり決めて上がりたいと思った」と振り返った。
前日に続き2日間ノーボギー。グリーンが小さく、攻めにくいと言われるコースを緻密なマネジメントで攻略した。「アプローチを打つときも、次のパットをどこで打つかを決めて打った。結果、うまくいかなくても冷静にできた」。
今年の目標に掲げたメジャーの全米女子オープン出場で、貴重な経験をした。優勝したミンジー・リーらのプレー態度に「みんなすごく淡々とプレーしている。米国で(メンタル面の考え方が)変わった」と、冷静にプレーすることを心掛けた。
昨年は3勝を挙げたが、今季はチャンスを生かせずにいる。現在世界ランキングは49位で、6月末までに50位以内にいれば、メジャーのエビアン選手権や全英女子オープン出場も可能になる。そのためにも今大会での優勝は大きい。「伸ばし合いになるが、冷静にスコアをつくっていかないと勝てない」と最終日へ気を引き締めた。【桝田朗】
○…首位で出た佐藤が、最後の劇的イーグルで再び首位に返り咲いた。17番までで2打差の3位に後退していたが「10アンダーで終わればいい」と臨んだ18番パー5の第2打でピン5メートルに2オン。このパットをねじ込んで11アンダー。「後半は苦しい状態が続き、耐えて我慢したごほうびがきた。すごくうれしかった」。最終日はルーキーでの初勝利をかけて臨むが「同期の中で1番早く優勝したい」と意気込んだ。
▽今季2勝目へ3打差4位と好位置につけた稲見 ショットがちょっといまいちだけど、パターでカバーできている。明日もショットさえそこそこうまくいってくれれば、チャンスはゼロじゃない。

