米女子ツアーを主戦場にする山下美夢有(25=花王)が、吉沢柚月(22)とのプレーオフ(PO)を制し、逆転で悲願の日本タイトルを獲得した。
国内ツアーは通算14勝目で、通算4勝目となったメジャー大会は、22年ワールド・サロンパス・カップ、22、23年ツアー選手権リコーカップと合わせて「3冠」をつかんだことになる。
今回初めてプレーした石川県は母有貴さんの故郷で、父勝臣(まさおみ)さんは富山県生まれ。縁の深い北陸で最強女子プロの座をつかんだ。
優勝スピーチで山下は「先日の水害により、被害を受けられたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。復旧を心から願っています」とあいさつ。
「私自身久しぶりに日本に帰ってきて、プレーできることをうれしく思っている。優勝を届けることができてうれしい。いつも支えてくれている家族にも感謝しています、ありがとう」などと言うと、会場の家族は涙を流していた。
「(今季は)米ツアー2年目で優勝できたり、悔しい思いもして、やっと(日本でも)こうして優勝できてうれしい。引き続き米ツアーでも優勝を目指して頑張ります」と言うと、場内では大きな拍手が起きた。
山下は24年に起きた能登半島地震の際も、被災地に500万円を寄付するなど思いを寄せてきた。

