松山英樹(30=LEXUS)が優勝争いから完全に脱落した。

55位から出た第3ラウンドは、3バーディー、2ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーと4つ落として回り、通算3オーバー、219。6番を4パットのトリプルボギー、14番をバンカーにつかまりダブルボギーとした。ホールアウト時点で80位。13アンダーの首位、キャメロン・スミス(オーストラリア)とは、16打差となっている。

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ショット、パットともに乱れた。4番でボギーを先行させた松山は、イーブンパーで迎えた6番パー4でトリプルボギー。ティーショットを右のブッシュに打ち込み、アンプレアブルを宣言。1打加えた第3打でグリーンに乗せたが、15メートル残ったパーパットはピン手前2.5メートルで止まった。そこからさらに3パット。1メートル足らずを外したダブルボギーパットは「集中力が切れていた」と振り返った。

悪い流れは途切れず、伸ばしたいパー5の14番でダブルボギーをたたいた。第2打でグリーン手前のバンカーに入れると、第3打で脱出できず4オン。さらに3パットとグリーン上も乱れた。「13番までは何とかスコアを戻そうと思っていたけど…。怒らないように(心を)“無”にして頑張った」。それでも吹っ切れた18番はバーディー締め。「明日(最終日)いいプレーをして、来年以降の全英に向けて、いい材料になるように頑張りたい」。事実上の終戦宣言だが、一足早い雪辱の誓いでもあった。【近藤由美子】