国内男子ゴルフツアーのパナソニックオープンは22日、兵庫・小野東洋GC(7113ヤード、パー72)で開幕する。元世界アマチュアランク1位でツアー競技プロデビュー戦となる中島啓太(22=日体大4年)は21日、会見を行った。

中島は「1年前にこの大会で優勝できて、そこから僕の挑戦が始まりました。ワクワクしています。これからもいろんな挑戦をしていきたい」とデビュー前日の心境を語った。プロとして目標に「世界で活躍できる選手」を挙げ「それ以前に、私生活を含めてジュニアの目標になれるようにしていきたいです」と話した。

中島は昨年大会で史上5人目のアマチュア優勝を飾り、今月12日にプロ転向を発表した。今大会をプロデビュー戦に決めた理由は「今年、アマチュアで海外メジャー3試合に出て、全英オープン後即プロ転向という考え方もあったけど、昨年に優勝できた大会で…というストーリーが好きで、この大会を選びました」と説明した。

昨年優勝した舞台は京都・城陽CC。高低差が大きく、タイトなコースだが、パー3を除く全14ホールで4日間、ドライバーを握った。今週の小野東洋GCもタイトで、1年前以上にティーショットの精度が要求される。

「今年は全ホールでドライバーという縛りは持たないですが、簡単にレイアップはしたくない」。JGAナショナルチームのガレス・ジョーンズヘッドコーチから「粘り強く、アグレッシブに」とテーマを与えられているようで「アグレッシブにプレーしたい。ドライバーを持つ回数は多いと思います」と話した。

今季の国内ツアーは、10月20日開幕の国内メジャー・日本オープン(兵庫・三甲GC)など残り9戦。千葉・習志野CCで10月13日開幕の米ツアー・ZOZO選手権に出場する可能性もある。「何試合に出るかはまだ決まっていませんが、優勝できるように頑張りたい。ベストパフォーマンスを出したい試合を決めて、やっていきたい」。今年はアマチュアでマスターズ、全米オープン、全英オープンのメジャー3大会を経験。いずれも予選落ちに終わったものの「来年、海外の試合に出られることが多くなるよう頑張ります」と言い、近い将来の米ツアー参戦を視野に入れ、戦っていく。