福岡・沖学園高卒で、プロ転向から3シーズン目の田中元基(もとき、21=ドラッグコーエイ)が、初優勝に王手をかけた。4バーディー、2ボギーの70でスコアを伸ばし、通算13アンダーの203で首位をキープ。自信を持つパッティングがさえて、2位と4打差となった。プロ初の最終日最終組スタートとなり、逃げ切りVで栄冠をつかむ。

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プロ初優勝を目指す田中が、第3日も得意のパッティングで首位を守った。

4打差の単独首位で出てこの日も絶好調。6番パー4で4メートル、7番パー4で7メートルを沈めて連続バーディーを奪うなどスコアを伸ばした。「3パットは3日間していない。とりあえず(グリーンに)乗ってくれたら。パッティングもいい感じで打てている」と話した。

その一方で「ラインは読めているが(雨が乾いて)スピードが上がった分、ズレがあった」と反省。ラウンド後、すぐにパッティング練習を行って、最終日へ万全を期した。

成長を実感している。「昔はドライバーでバーンと打って、グリーン近くまで行くスタイルだったが、今はコースマネジメントや風も読んでいる」。その成果が「3日間アンダーパーは初めて」と自身も驚く快進撃につながった。

福岡・沖学園高卒3年目。プロ転向宣言後、目立った成績はない。そんな中で、同校後輩で国内男子ツアー参戦中の長野泰雅や、男子下部のABEMAツアー参戦中で同学年の石塚祥利らの活躍を「負けていられない」と励みにしてきた。九州オープンの活躍をきっかけに同世代の若手と同じ土俵に立つ。【菊川光一】

○…蛭川は、6バーディー、4ボギーの70で首位と4打差を縮められなかった。難度が高いアウトコースで、3日間連続パープレー。一方で、インコースは3日間連続3アンダーと対照的な結果になった。最終日に向けて「アウトは思ったより伸ばしにくい。そこをうまくできたら」。アウトコース攻略をかぎとした。

○…ベストアマの争いは、東海大九州4年の山田と、今年5月の九州アマ王者で鹿児島・開陽高3年の有薗が、通算3アンダーで並んだ。安定したショットが武器の山田は「ティーショットはいいが、バーディーパットの決定率が低い」。有薗も「ロングパットのタッチが合っていなかった」。ともにパッティング改善で、最終日に勝負をかける。