第3回コーセーアールイーカップ・オープンゴルフトーナメント最終日は21日、福岡・伊都ゴルフ倶楽部で開催予定だったが、積雪のため中止となった。

20日第1日で、2位と1打差の単独首位で発進した格闘技を愛すプロ転向から3シーズン目の田中元基(もとき、21=ドラッグコーエー)が、5バーディー、ノーボギーの5アンダー67でプロ初優勝を飾った。

1日競技で優勝150万円を獲得した。雪の中で優勝カップを掲げて歓喜。「来年は大事な1年になるので、いいスタートを切りたい」と意気込んだ。

ジュニア時代から通算30回ほどラウンドし、慣れ親しんだコースで優勝だ。しかも、福岡・沖学園高2年時、伊都GCで優勝して以来の栄冠。「これまでで一番難しいセッティングでした」という高難度の高速グリーンだったが、得意のパッティングを武器に攻略した。

今季は日本オープン、下部のアベマツアーの2試合出場に終わった。だが、最終QTで22位となり、来季は前半のレギュラーツアー9、10試合に出場が可能という。「まず前半戦を上位通過して、リランキングにつなげ、後半戦に向かいたい。シード獲得が目標です」と燃えている。

今年ゴルフ上達のため、約200万円で、打った弾道解析や測定などが行えるシミュレーション機器「GCスクワッド」を購入した。V賞金150万円は先行投資の補てんに充てるという。

来年2月、小田孔明プロらと宮崎合宿を予定。さらなる飛躍を目指す。

今年4月、東京・有明アリーナで、大ファンだという那須川天心のプロボクサー転向初戦を観戦。大みそかの31日も格闘技イベントのRIZIN(ライジン)を観戦する予定でいる。

好きな格闘技で英気を養い、好スタートを切る。【菊川光一】