首位から出た桑木志帆(21=大和ハウス工業)が、3バーディー、2ボギーの71と1つ伸ばし、通算8アンダー、136でホールアウトした。ホールアウト時点では変わらず首位。自身は午前スタート組だったが、ホールアウト直前に、午後スタート組で2位の堀琴音が、1、2番を連続バーディーと好発進していたが、初優勝を目指して好位置で最終日に臨むのは確実な状況だ。

この日の午前スタート組は、途中、本格的に降るなど、主に前半9ホールは雨の影響を受けた。快晴となった午後になってから伸ばす選手が多く、桑木もインコースの前半は1バーディー、2ボギーと1つ落としていた。それでも後半は2バーディー、ボギーなし。終盤の8番パー3では、ティーショットを3メートルにつけて3つ目のバーディーを奪い、ようやくこの日初めてバーディーを先行させる我慢の展開だった。

ホールアウト後は「グリーンの状態も違うし、フェアウエーも軟らかくて、泥が付いたまま打ったり、ナイスショットしてもキャリーしかない(=転がらない)ので、2打目の距離が残って難しくなった」と、雨の影響が大きかったことを認めた。それでも「1つでも伸ばして上がらないと、と思っていたので、前半の調子を考えたら、後半しっかりと2つ伸ばしてアンダーで回れたことは明日(最終日)につながると思います」と、前向きにとらえた。

昨年大会ではプレーオフの末に敗れた。「(昨年の)この試合から、優勝に対する思いがすごく強くなりましたし『自分でもできるんだ』という手応えも感じられた。特別な思いを持って臨む試合。うまく自分らしいプレーができたら、優勝できるんじゃないかな」。昨年の悔し涙を、今年は歓喜の涙に替えるつもりだ。【高田文太】

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