国内女子ゴルフツアー、富士通レディースで、古江彩佳(25=富士通)が、88年のツアー制施行後としては、日本人として最多に並ぶ同一大会4勝目に挑む。開幕を翌日に控えた16日は、会場の千葉・東急セブンハンドレッドCで行われた、プロアマ戦に出場するなどして調整。今大会は兵庫・滝川二高3年時に、日本人として史上5人目のアマチュア優勝を達成。同年から昨年まで6年連続で出場し、優勝3度、2位2度と、抜群の相性の良さを誇る。「いいイメージは多い。『よし、行くぞ!』というテンションにはなりやすい」と、所属契約を結ぶ富士通の大会でもあり、気合も入るという。

米ツアーに主戦場を移して4年目で、昨年はエビアン選手権を制してメジャー女王にもなった。「ここでアマチュア優勝したころから」という、第1ラウンド前日に、とんかつを食べる験担ぎは、今も継続中。揚げ物だけに、体調によっては、胃が受けつけないこともあるかと思いきや「ないです」と断言。米国でも「(ツアーに同行する)母が作ってくれます」と、元気の源になっている。特に好成績が続く今大会だけに、行きつけのとんかつ店があるかと思いきや、ローテーションで毎年行く店を変えているという。この日の夕飯も、当然、とんかつの予定だ。

「しっかり3日間頑張って、また優勝争いできるように、大会を盛り上げていけるように、ホステスプロとして頑張れたら」。今季国内ツアー出場は、3週連続3戦目で、ここまで9位、6位と右肩上がり。ツアー制施行後、同一大会で4勝した日本人は、富士通レディースと伊藤園レディースの2大会でマークしている不動裕理、NEC軽井沢72の福嶋晃子と過去2人。気力も充実の古江が、歴史に名を刻めるか注目される。【高田文太】