日本シンクロ界初の男子選手は、トイレから出陣する。シンクロナイズドスイミング日本選手権を兼ねるジャパンオープンは今日2日、東京辰巳国際水泳場で開幕。1日には公式練習が行われ、選手権58回目にして初めて男子として出場する混合デュエットの安部篤史(32=トゥリトネス)は「女性の大会に出るから心配していたけれど、いい意味で違和感なく入れた」と話した。
12カ国230人を超す選手で、男子は1人。困ったのは着替え場所だった。女子だけの大会を想定し、空き部屋もない。「ついたてを立てて」「車の中は」とシンクロ委員会も紛糾。1人用のテントまで購入したが、結局はトイレで着替えることになった。大会自体は「男子シンクロフィーバー」で注目度もアップ。大会で初めて行われた前日会見には100人近い報道陣も集まった。リフト技など男女ならではの演技も盛りだくさん。「表現力を見てほしい」と、安部はお披露目を前に話した。


