柔道男子100キロ級でリオデジャネイロ五輪金メダル候補の羽賀龍之介(24=旭化成)が7日、札幌市内でスピードスケート長野五輪金メダリストの清水宏保氏の指導を受け、下半身を鍛え抜いた。昨年4月の大会で一本負けし、下肢部の甘さを痛感。知人を介して清水氏を紹介してもらい、昨年6月に続く2回目のトレーニングとなった。

 最中には、「今の動きはすぐ柔道に生きるな」と思わずぼそり。横移動が重要なスピードスケートの動きは、同じく横に体を運びながら技を仕掛ける柔道にも通じる。きつそうな表情もみせたが、「今までうまく筋肉を使えてないということ。積極的にやっていく」と伸びしろととらえる。昨年教わったメニューの効果も感じており、メンタル面の助言も多くもらっているという。

 清水氏からは「大柄だけど、細部まで筋肉を使えている。最強じゃないですかね」と絶賛された。低迷が続いた男子重量級で、昨年の世界選手権で頂点に立った希望の星。冬の五輪王者からの帝王学で、夏の王者となる。【阿部健吾】