世界ランキング11位のラグビー日本代表は23日、同3位アイルランド代表とのテストマッチ第2戦(24日、東京・味の素スタジアム)に向け、試合会場で約1時間の最終調整を行った。

 19年W杯日本大会の1次リーグで対戦する強豪を相手に、第1戦は22-50で完敗。先発8人を入れ替えたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「前回の試合で劣勢だったスクラムの対策を立ててきた。速いラグビーでプレッシャーをかけたい。汚名を返上して、ファンを取り戻したい」と雪辱を期した。

 前戦をけがで欠場し、先発復帰したWTB山田章仁(31=パナソニック)は「勝負どころでスイッチを押せるような声掛け、プレーをしたい」。けが人が続出した影響で、本来のFBからCTBで出場する松島幸太朗(24=サントリー)は「ゲームの入りから勢いよくいきたい。前回やられたブレイクダウン、フィジカルのところできちんとファイトして、メリハリのある攻撃をしていきたい」と話した。