ラグビートップリーグのヤマハ発動機は今日14日、袋井・エコパスタジアムでNTTコミュニケーションズと対戦する。WTB田中渉太(30)が今季初先発初出場予定。プロップ山村亮(36)は控えだが、8月18日の開幕戦以来7試合ぶりに登録メンバーに入った。
トライゲッターが戻ってきた。入社当時は50メートル5秒7。30歳になっても走力を維持し、清宮克幸監督(50)に「チームで一番速い選手」と言わしめている。開幕前のケガで出遅れていたが、9月中旬には練習に復帰。今月1日のホンダとの練習試合では、80分間フル出場。そこで得た自信を胸に田中は「使っていただける期待に応える活躍をしたい」と話している。
ケガをして練習姿勢が変わった。自分自身のことを考えて練習に取り組むタイプだったというが、復帰後は、チーム力アップを考え、若手選手に厳しい口調で指導するようになった。最近、FBの練習を始めた早川直樹(23)は「田中さんは細かいところも指摘してくれて、ほどよく厳しい先輩です」と証言。田中自身は「年取ったかな」と照れながら、「他の選手が『何で俺が出ないんだよ』って思われないように頑張ります」と話した。
今日は同じ午後2時のキックオフで、J1の静岡ダービー(清水-磐田)が開催されるため、客足の伸び悩みが心配される。山村は、その状況を理解した上で「少なくても、お客さん全員に楽しんでもらえるように頑張ります」と謙虚に話した。【大野祥一】


