バスケットボール男子で64年ぶりの決勝に臨んだ日本は、銀メダルだった。韓国に57-67で敗れたが、2位は1962年ジャカルタ大会に並ぶ過去最高成績。前半は28-28で折り返す互角の戦いを展開した。第3クオーター(Q)から3点シュートで引き離された。最終の第4Qでも点差を縮められず、初の金メダルを逃した。


日 本5716-12
12-16
19-27
10-12
67韓 国


◆第1Q

日本は金近、川島、小川、カーク、高島を先発起用。ここまで5戦と同じメンバーでのスタートとなった。韓国に先制を許したが、金近が3点シュートを沈めて前に出た。しかし、中盤に得点源のイ・ヒョンジュンに3点シュートを決め返されると、流れは韓国に。序盤からファウルもかさみ、苦しい展開となった。それでも、守備から流れを引き戻すと、7-12から狩野が豪快ダンクに成功。黒川の個人技でファウルを誘ってフリースローで同点にすると、残り1分47秒に山内がシュートを決めて逆転。さらに山崎がブザービーターを決めて、16-12で第1Qを終えた。

日本対韓国 第1クォーター、3点シュートを決める金近廉(撮影・宮地輝)
日本対韓国 第1クォーター、3点シュートを決める金近廉(撮影・宮地輝)

◆第2Q

前クオーター後半の勢いそのままに、立ち上がりから日本が攻める。津屋が3点シュートを決めてリードを7点に広げた。中盤は相手エース、イ・ヒョンジュンを起点に逆転を許す場面もあったが、22-24の場面で金近がこの日2本目のスリーポイントを沈めて再び前に出た。日本は守備で圧力をかけて、韓国のシュート決定率を上げさせない。互いに一歩も譲らない展開となり、28-28の同点で前半を折り返した。

日本対韓国 第2クォーター、3点シュートを決める津屋一球(撮影・宮地輝)
日本対韓国 第2クォーター、3点シュートを決める津屋一球(撮影・宮地輝)

◆第3Q

ロースコアの前半戦から打って変わって打ち合いの様相を呈する。小川がカッティングで勢いづけると、2本連続で3点シュートを決める。韓国のエース、イ・ヒョンジュンも連続でスリーポイントを成功させれば、日本もハーパージュニアが応戦し42-44とついて行く。しかし、後半はフリースローなどで徐々に点差を離される展開。終盤にも3点シュートを沈められ、8点差で最終クオーターを迎える。

日本対韓国 第3クォーター、果敢に攻め込む小川敦也(撮影・宮地輝)
日本対韓国 第3クォーター、果敢に攻め込む小川敦也(撮影・宮地輝)
日本対韓国 第3クォーター、3点シュートを決め興奮するチームメートを落ち着かせる韓国イ・ヒョンジュン(撮影・宮地輝)
日本対韓国 第3クォーター、3点シュートを決め興奮するチームメートを落ち着かせる韓国イ・ヒョンジュン(撮影・宮地輝)

◆第4Q

追いかける日本だが、スクリーンでオフェンスファウルを連続で取られるなど、厳しい展開。息の合わないパスミスなども相次ぎ、中で攻撃が仕掛けられない。中盤に金近が3点シュートを決めて見せ場をつくったものの、反撃の糸口をつかめないまま9点差で終盤戦へ。その後も韓国の堅守の前に決め手を欠く場面が続き、そのまま57-67で試合終了の笛を聞いた。

日本対韓国 第4クォーター、厳しい表情の吉本泰輔監督(撮影・宮地輝)
日本対韓国 第4クォーター、厳しい表情の吉本泰輔監督(撮影・宮地輝)

日本対韓国 韓国に敗れ準優勝となり悔しい表情を浮かべる選手たち(撮影・宮地輝)
日本対韓国 韓国に敗れ準優勝となり悔しい表情を浮かべる選手たち(撮影・宮地輝)
日本対韓国 試合前、君が代を斉唱する選手たち(撮影・宮地輝)
日本対韓国 試合前、君が代を斉唱する選手たち(撮影・宮地輝)
日本対韓国 試合前、コートに登場した選手たち(撮影・宮地輝)
日本対韓国 試合前、コートに登場した選手たち(撮影・宮地輝)
日本対韓国 試合前、コートに登場した韓国イ・ヒョンジュン(撮影・宮地輝)
日本対韓国 試合前、コートに登場した韓国イ・ヒョンジュン(撮影・宮地輝)
日本対韓国 試合前、シュート練習する韓国イ・ヒョンジュン(撮影・宮地輝)
日本対韓国 試合前、シュート練習する韓国イ・ヒョンジュン(撮影・宮地輝)