世界ジュニア選手権優勝歴を持つ日本のホープ、宮崎友花(20=ACT SAIKYO)は、アジア大会デビューの団体戦で銀メダルになった。チームは中国に0-3のストレート負けで2大会ぶりの金に届かず。

0-2で迎えた第3試合の第2シングルで世界ランキング4位の陳雨菲(中国)と対戦。第1ゲーム(G)から相手の強打に圧倒されて10-21で先制された。ストレート負けの絶望的な状況となった第2G以降も序盤から4連続得点を浴びた。相手のスマッシュを返すのが精いっぱいだった。

ストレート負けが決まると、ベンチから飛び出した中国選手たちがコートで大きな輪をつくり、回りながら喜びを爆発。宮崎は目を真っ赤にしていた。

試合後は小さな声で「チームに貢献できなくて、すごく悔しい。どうしたらいいか、今ちょっと整理がつかなくて…。すごく悔しい」と目を潤ませた。

今大会はシングルスと団体で代表入り。22日の初戦の準々決勝インド戦では第2シングルスで2-0のストレート勝ち。3位決定戦のない同種目で日本のメダル確定を後押しした。

23日の準決勝韓国戦もストレート勝利を飾り、決勝進出に貢献した。

大阪市出身。6歳で競技を始め、山口・柳井中を経て22年に柳井商工へ入学。同年世界ジュニア優勝。全国高校総体では23年から個人2連覇。卒業後は山口県内の実業団ACTSAIKYOに加入。24年全日本総合選手権では初優勝を成し遂げた。

8月17日に20歳を迎えて挑んだ世界選手権は3回戦敗退だった。

25日からはシングルスに挑む。宮崎は「いい試合もいいプレーもたくさんあったので、個人としてそういった部分はつなげられたら」と前を向いた。