16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)柔道男子81キロ級銅メダルの永瀬貴規(25=旭化成)が11日、再起を誓った。
グランドスラム(GS)エカテリンブルク大会(15~17日、ロシア)に出場するため成田空港を出発。17年10月に右膝手術を受け、昨年8月に実戦復帰した“勝負師”は徐々に試合勘を取り戻してきた。「準備もしっかりしてきた。試合に勝つことしか考えていない。自分が納得する柔道が出来れば、自ずと結果は出るはず。まずは目の前に集中したい」と意気込みを語った。
181センチ、81キロの筋肉質な肉体で、体幹を使ったバランスの良い「受け」を武器とする。「(昨年11月の)GS大阪大会では投げられたので、受けと相手を投げるまでの技部分を意識してやってきた」。さらに、今年1月にはリオ五輪男子100キロ級銅メダルで所属の先輩の羽賀龍之介(27)らとオーストリア合宿に参加し、海外勢のさまざまなタイプと稽古を積んだ。「けがしてから外国人との稽古ができていなかったので、対応力を取り戻すためにも充実した合宿だった」。
81キロ級には、18年世界選手権銀メダルの藤原崇太郎(20=日体大)ら若手のライバルがいる。20年東京五輪を見据える上で「今はライバルどうこうではなく、勝って自信を取り戻すだけ」と気持ちを奮い立たせた。


