5月の柔道の国際大会で右脚を負傷した女子52キロ級17年世界女王の志々目愛(25=了徳寺大職)が27日、世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)に出場する意向を示した。

千葉・市川市での所属先の壮行会に出席し「不安もあるが出たい気持ちが強く、間に合うように治療している」と心境を明かした。医師と相談の上、手術は回避し、現在は上半身トレーニングを中心に励んでいる。復帰時期は未定だが、「世界選手権のチャンスを逃したくない。試練だと思っている」と静かに闘志を燃やした。