日本ラグビー界にまた、大物がやってくる。

トップリーグ(TL)のNTTコミュニケーションズは6日、19年W杯日本大会のスコットランド代表SHグレイグ・レイドロー(34)の加入を発表した。代表主将を務めた経験を持つレイドローは、キックの名手としても知られる。昨秋のW杯日本大会では、1次リーグ最終戦で日本代表と激闘を演じた一員。フランスのクレルモンから、新天地に日本を選んだ。

レイドローはチームを通じて「2016年に日本で行われた代表試合、そして去年のW杯日本大会では日本の素晴らしい文化を経験でき、素晴らしいファンの皆様にお会いすることができました。日本を訪れるたびに素晴らしいおもてなしの心で歓迎していただき、これからこの素晴らしい国『日本』に住み、シャイニングアークスの一員になれることを心待ちにしています」とコメントした。

年明けに開幕を予定する来季のTLに向け、NTTドコモにはW杯南アフリカ代表WTBマカゾレ・マピンピ(29)が加入。今月3日にはサントリーが、W杯ニュージーランド代表SOボーデン・バレット(29)の入団を発表していた。

加えてNTTコミュニケーションズはこの日、同じく19年W杯オーストラリア代表のフランカー、リアム・ギル(28)の加入も発表。ギルは「今後日本のラグビー界がハイレベルであり続けられるように貢献していきたいと思っています」と意気込んだ。