柔道男子73キロ級でリオデジャネイロ五輪金メダルの大野将平(28=旭化成)が19日、三重県内で高校生約100人を集めた合同稽古に参加した。

コロナ禍では拠点の天理大で練習しており、対外稽古は約半年ぶり。高校総体が中止となった高校生は20日から試合も行うことに、「野球やサッカーのように、柔道も前に進まないといけない。段階的に進め、試合にたどり着ければ」と見据えた。12月のグランドスラム東京が中止になる可能性には、「試合は自分の強さの証明の場。自分自身を確かめることはしたい」と述べた。