アーティスティックスイミング(AS)学生選手権として行われ、ソロで安永真白(近大3年)が2連覇した。デュエットは早大2年の吉田理恵・田中美羽組が初優勝。チームは国士舘大が5年連続8度目の優勝を果たし、学校対抗戦も制した。
大会には、東京オリンピック(五輪)のASチーム日本代表候補のうち4人がソロに出場。安永が1位、京極おきな(近大1年)が2位、木島萌香(近大3年)が5位、柳沢明希(法大4年)が6位となった。
安永は「前半は思い切りできたが、後半は不安もあったのでうれしい」と連覇達成に笑顔を見せた。東京五輪については「課題はまだまだある。練習する時間ができた」と延期を前向きに捉えている。井村ヘッドコーチから基礎の大切さを説かれ、立ち泳ぎや水のつかみ方などに取り組んでいるという。そして、昨年の世界選手権で後じんを拝したウクライナに触れ、「向こうも成長していると思うので、自分はもっとキレキレに泳げるようになる」とメダル獲得を誓った。
◆上位成績
▽ソロ(出場17人)
1位 安永真白(近大3年)=85・8667
2位 京極おきな(近大1年)=84・4333
3位 須藤美紅(国士舘大4年)=83・2667
▽デュエット(出場4組)
1位 吉田理恵・田中美羽(早大)=77・3667
2位 滝宮空未・佐藤友花(筑波大)=76・9667
3位 山下瑛理香・遼子(国士舘大)=76・4000
▽チーム(出場1校)
1位 国士舘大=75・1000
▽学校対抗戦(出場13校)
1位 国士舘大=20点
2位 近大=15点
3位 早大=12点