クレルモンはカストルに快勝した。ラグビー日本代表の松島幸太朗(27)はFBでフル出場し、後半にWTBペノのトライを演出するなど勝利に貢献した。

クレルモンは0-6でリードされた前半12分以降、2トライを奪ったり、SHパラが3連続PGを決めるなど着実に得点を重ねた。

23-16で迎えた後半は、攻守で圧倒。途中から雨が強く降り出す中、クレルモンは後半14分に右展開すると、後方から勢いよく走り込んできた松島が鋭いステップで相手数人をかわし、ペノにつないでトライをアシスト。チームはセットプレーでも競り勝ち、40点差で快勝した。

この日は、当初欧州チャンピオンズカップの試合を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会が中断されたため、第19節を前倒しで実施した。クレルモンは14試合を終えて、8勝5敗1引き分けで暫定4位となった。