ラグビー日本代表(世界ランク10位)は日本時間3日午後9時、欧州遠征最終戦となる敵地アイルランド(同4位)戦に臨む。

5月下旬から大分・別府合宿を行い、静岡での強化試合サンウルブズ戦、スコットランドでの全英・アイルランド代表ライオンズ戦と2試合を消化してきた。新型コロナウイルスの影響でバブルでの生活となり、約1カ月半。従来の海外遠征では楽しみの1つといえた、外での食事等も制限される。気分転換のためには、工夫が必要な状況下だ。

チーム内には「グリーン」「ブルー」「イエロー」「レッド」と4つのミニチームを作っているという。直近2試合に先発したSH茂野海人(30)は「ミニチーム対抗で『たたいて・かぶって・ジャンケンポン』をやったりしています」と明かした。所属チームや、ポジション、体格、出身地も関係なく一体となり、子どもたちも親しむゲームで盛り上がる。茂野は「バブルの中でストレスを発散できるように。楽しいところがないと、どうしてもこういう環境で、ストレスがたまってしまう。うまくチームで発散されているのかなと思います」と口にした。

欧州遠征最終戦。19年W杯日本大会では1次リーグでアイルランド相手に歴史的初勝利を挙げたとはいえ、過去1勝9敗の強敵だ。控えBKに名を連ね、初キャップが懸かる南アフリカ出身のシェーン・ゲイツ(28=NTTコミュニケーションズ)は「相手は(前回日本に敗れて)メンタル面で準備万端でやってくる。その上をいかないと勝つことができない」と力を込めた。難しい状況下でも、日本は「ONE TEAM」で立ち向かう。【松本航】