来年のパリ五輪を目指す韓国代表は、種目や男女に関わらず全選手が海兵隊の訓練を受けることになりそうだ。李起興(イ・ギフン)大韓体育会会長(68)が杭州アジア大会終了後の総括で、「来年は国家代表選手が選手村に入村する前に全員、海兵隊の克己訓練を受けさせる」と明言した。

パリ五輪に向け、韓国は来年1月に国内の選手村で本格に活動をスタートする。その入村式の前に、韓国軍隊の中で最もきつくて厳しいと言われる海兵隊の克己訓練を受けさせる計画だ。

同訓練は、戦闘水泳、ヘリコプターからの落下、数百キロのゴムボートを数人が持ち上げて砂浜を走る訓練など、戦争時の上陸作戦などを想定した訓練が主となる。李会長は「選手村にタスクフォースを作って、パリ五輪に向けた分析に入る」と話した。入村式前に限界まで体を追い込み、精神力を最大限に引き上げることが目的だ。

韓国国内では「代表選手にここまでやらすのは時代遅れ」との意見がある。しかし、李会長は競技力向上のため、選手村では深夜時間帯(深夜0時~朝5時)のWi-Fi(ワイファイ)切断や早朝山岳訓練などを実施したことで知られ、実現の可能性は十分にありそうだ。